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<ミャンマーで今、何が?> Vol.420
2021.03.14
http://www.fis-net.co.jp/Myanmar

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━━【主な目次】━━━━━━━━━━━

■攻撃目標はただひとり

 ・01: GNLM紙は3月1日以降コロナ統計数字を一切発表せず!

 ・02: ジャンプ編

 ・03: 駐緬各国大使館の誤ったメッセージ

 ・04: ではどんな作戦をとるか?

 ・05: 結論を先に話せ!

 ・06: 目標はただひとり、そしてその一家!

 ・07: 海外の同胞にお願いだ!!

 ・公式ツイッター(@magmyanmar1)

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・01:2021年03月02(火)午後8時発表(前回のまま)

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陽性感染者数合計:141,965名
新感染者数:49名
死者数合計:3,199名
退院者数合計:131,534名
現在検査中:名(*数字判明せず)
出典:ミャンマー連邦・保健スポーツ省
(GNLM紙は2月一杯は前日のコロナ数字を掲載していた。だが3月に入ってからはコロナの統計数字を一切発表せず。国民の健康無視どころか、国民の生命を大量虐殺しはじめた。自国民のジェノサイドを糾弾すべきである)



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・02:ジャンプ編

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夏季シーズン真っ盛りのヤンゴンで、一切を忘れサクバンの栽培に精魂込めている。
ビルマ語で“サク”は紙、“バン”は花を意味する。英語のPaper Flowerが語源だ。
3枚の花弁状の包葉を観察すると、確かに和紙でできたかと思われる皺シワ感がある。

鮮やかな原色がトロピカルの太陽に映える。
淡紅色、濃紅色、紫、ピンク、オレンジと色彩もショッキングだ。
だが何か足りない。気付いて白色をQ Gardenに移植した。

夕方になると建て付けの悪いアルミサッシ網戸からモスキートが侵入してくる。
防御策の蚊取り線香でその灰がかなりの量になる。除虫菊なら有効かも・・と考えた。
水牛と鶏の糞、ココナッツ繊維、細かく潰した卵の殻に加えて自家製培養土とした。

中国製ケミカル肥料がヤンゴンでは盛んだ。だが、Q Gardenでは一切使用しない。
移植したサクバンもやっと根付き、真っ白な花を咲き誇りはじめた。
“ブーゲンビレア”とリンネのラテン語で呼ぶ人もいるが、“サクバン”と“Paper Flower”が実態を表し気に入っている。

厳重にベランダをカバーする鉄製グリッド、そして全体を覆う魚網、これでハト・カラスの侵入は防げる。小鳥だけが入れる隙間があるのでスズメが朝・昼・夕訪ねてくれる。賓客歓迎と稲穂の束をサクバンの枝にぶら下げてある。

その魚網の隙間から太陽を求め枝葉を外へ外へと伸ばしていく。
そこでサクバンの花々が魚網の外側で満艦飾となっている。ホワイトハウスのローズガーデンに劣らないQ Gardenをヤンゴンに造園中だ。

ネコの額で偉大な農夫になれるかも。年中新芽を発見する。冬のない3シーズンのお陰だ。ヤンゴンだからこその園芸ビジネスが開拓できるかも。国内からスタートし市場は海外飛躍。

ブディ(*ひょうたん)、葡萄、へちま、冬瓜などツル性植物も鉄製グリッドを利用して試行錯誤中だ。成功したら対面するビルのスパイの目も遮断出来そうだ。トウガラシも何種類か育ってきた。

パパイヤも実生から30-60cmほどに伸びてきた。来客があると室内に取り込み観葉植物になってくれる。果実までの期待は? だが種子や葉っぱには強心作用がある。植物全般に言えるが、薬用効果、食材、甘辛スパイス、に目を転じると、ヤンゴンは新規商売のネタがごろごろ転がっている。

ジャスミンの白い花と香りで小さなトンボや蝶までが訪ねてくれる。小人閑居して桃源郷に遊ぶ趣がある。噴霧器片手に早朝と夕方の百姓仕事はクーデターとコロナを忘れる貴重な時間帯である。学生たちに吹き込む大風呂敷もこの時間に湧いてくる。貴重な妄想アワーだ。

・・と無駄話はカモフラージュである。核心の話しに入いろう。

お約束した三段跳びの話しだ。お忘れの方もおられるかもしれないが・・
ホップ、ステップ、最後のジャンプである。
最後の跳躍なら、可能な限り遠くへ飛躍したい。できれば海外に!



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・03:駐緬各国大使館の誤ったメッセージ

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2011年12月にヒラリー・クリントンがビルマを公式訪問し、ビルマ鎖国の一角が崩れた。翌2012年4月スーチーが下院議員に当選し、EUがヤンゴンに事務所を開設した。このころからスーチーの招請運動が欧米を中心に世界主要国から湧き起こった。オリンピック並みの招致運動だった。

ビルマの現代史に深く関わった英国をはじめ欧州勢の招請はこれこそオモテナシの極致といえる外交上最高位のプロトコールで元首を迎える態勢だった。YouTubeで英語検索すれば外遊先の模様、スーチーのスピーチはほぼすべて拾える。ヤンゴンでそれらを徹底的に鑑賞した。

実際にはスーチーは軍人政権が牛耳る議会において初当選したばかりの、政治経験もない野党の一年生議員に過ぎない。それがどうして元首並みの特別待遇?ということになるが、時間を持て余して人生に退屈されている方はバックナンバーで確認いただきたい。

ということで最初の外遊先はヨーロッパに決定した。ところがである。普段は無関心のアセアン各国から批難の大合唱が始まった。これがアジア人の偏狭なところで島国根性に似ている。

アセアンのメンバーでありながら、近隣諸国を差し置いて、どうしてヨーロッパが初の外遊先という言い掛かりである。そこでドイツ生まれのスイスの実業家・経営学者Klaus Schwabが抜け目なく仲介に入った。彼の先見性はときおりパラダイムの核心を捉える。

スイスのジュネーブを本拠地とする世界経済フォーラム(*World Economic Forum通称ダボス会議)の主唱者である。そのダボス会議のアジア版を突然隣国タイのバンコクで開催した。欧州人の柔軟性は本部は動かさず世界中どこでも開催してしまうその発想法である。

このような経緯でスーチーの自宅監禁後初の外遊先は、ヤンゴンから飛行一時間のバンコクとなった。2012年5月のことであった。その国際的熱狂から8年が経った。
ラカイン州のロヒンギャー問題で世界のマスコミはスーチー・バッシングに大転換していく。

海外のモノマネが得意な日本でもスーチー叩きが炸裂した。このメルマガ位なものだスーチー応援を続行しているのは。だがノンポリの建前でNLDは支持しない。

Stay-At-Homeを利用してメルマガのバックナンバーを徹底的に読み返している。
最初はロヒンジャー、その後ロヒンギャーに修正して、この問題を繰り返し題材としてきた。痴呆症と老化が進み本人はすっかり忘れていたがロヒンギャー辞典が出来るほど取り上げてきた。

新たな事実が判明すると、その都度関連事件と共にお伝えしてきた。新事実を知るたびにロヒンギャーは深刻で根深く、スーチーが言う通り「非常に複雑な問題」であることが見えてきた。これはスーチー・バッシングで決着できる問題でなく、ミャンマー国軍の宿痾だと確信できる。

旧宗主国である大英帝国から読み解く手法もあるが、世界各地で生じている“ボートピープル”の一環として捕らえると、ドナルド・トランプのメキシコの壁にも匹敵する昨今の世界的難民問題でもある。

“ボートピープル”ならばヨーロッパ各国が慄く地中海からのボート移民の大移住であり、昔ヨーロッパ各国が搾取してきた植民地からの歴史的ブーメラン現象とも言える。その問題を欧米のマスコミ、国連はベンガル湾の東北辺境地区に押し込めて、ラカイン州のロヒンギャー問題に摩り替えてスーチーへの一斉射撃を開始した。

スーチーをカエルに譬えては失礼だが『Yasegaeru Makeruna Merumaga KoKoniari!』の心境だ。

ミャンマー国軍は好き勝手に狂人的無差別大量殺戮をこの瞬間執行中だ。クーデターを起こした重大な切っ掛けのひとつが、諸外国の政治指導者、ジャーナリスト、国連、駐緬外交団の無責任で誤ったメッセージにあったと断定した。それは何か? BIG QUESTIONである!

スーチーがロヒンギャー問題で国際的一斉バッシングを受けたことにある。国連代表までがスーチー問題では口を濁している。アメリカの新国務大臣・駐緬大使までが国軍との交渉で、摩り替えられた枝葉の問題を真に受けて討議している。日本の全権大使に至っては叛乱軍革命分子を正当政府と認める外務大臣閣下扱いしている。

CDMのデモ隊がヤンゴンの国連代表本部、米国大使館、日本大使館、中国大使館、ロシア大使館の正面玄関前で大量に座り込み抗議を行っているのを、つぶさに徹底調査していただきたい。知的で巧妙な若者たちは、それぞれの代表本部にまったく異なるメッセージを伝達している。

ビルマ語が読めなくても話せなくても構わない。いまは英語表示のプラカードが、ミャンマー市民の怒りに震える搾り出すような声をプラカードの文字で表現している。そこには悲痛なミャンマー市民の、そして未来を担う若人の訴えがつづられている。

いまでは立派な門構えの代表本部、各国大使館だが、その首席までが♪♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ〜♪♪と植木等の気楽さだ。英語ではHis(or Her) Excellencyと一国を代表する職責の閣下殿である。彼らの対応振りは徹底的に英語版YouTubeで鑑賞できる。

現地に駐在しながら底辺で流れる本流を見極められない大使館(*各国の税金で運営されている。念のため)が誤ったメッセージを流し、裏事実を確認しない本国のマスコミが鵜呑みにするから、ミンアウンラインのような軽薄人士がその隙を突き国家転覆の叛乱を謀るのだ。

そういう意味で現地に駐在する外国大公使館の行動・責任は重大である。
生徒から地面に落した半分に割れた熟したスイカの大写しを見せてもらった。一瞬凍ってしまう写真だ。ゴム弾とは名ばかりで強力だ。人間の後頭部が吹っ飛んだ写真だった。

大使館の優秀なスタッフなら片手でスマホをいじり、こんな写真は何枚でも見せてくれる筈だ。これこそ気が狂ったミンアウンラインが自国民に対して執行中の無差別犯罪行為である。複雑系を理解しないと分からないが、例えば北朝鮮大使館と日・中・米どこでも構わない。

そこで働くスタッフはすべてミャンマー人である。彼らの横のつながりは半端ではない。給料の差から勤務時間、各国のお国柄、性癖、ボスの性格などなど緊密に連絡を取り合っている。
別々の大使館で働いていた若い男女が、陰の社交界で知り合い結婚した実例をご夫婦当人から聞かせてもらったこともある。

彼らにとってロシアだろうが、イランだろうが、大使館本国などクソ食らえである。知らぬのは本国から派遣された大使館職員だけである。だがどの大使館であれ、どのレベルであれ、ミャンマー人スタッフの英語力は優秀である。私の接した経験の範囲内だがそれは間違いない。

それを評価せず、あるいは評価できずに、自国本国語を強要し、その能力だけで採用・雇用する大使館も実在する。21世紀の時代に大丈夫と心配したくなる。だがメルマガが心配する問題ではない。軌道修正しよう。余談に時間をとられた。

いまミャンマー全土(*英語でEvery nook and corner)から夥しい数の反軍事政権運動が午後8時のナベ釜応援団を含めて起き上がっている。これはミャンマー市民の悲痛な叫び声であり、それを汲み取る感性もなく、報道できないマスコミはジャーナリストではない。正義は市民にありと判断すべきだ。

2月3日付けで『ミャンマー真相!アウンサンスーチーの打算と挫折』と題して及川幸久が、再生回数No.1の驕りからか、実態を把握しない無責任報道を行った。

連日ミャンマー全土で起こっている大規模デモの市民の声を一切汲み取らず、国際政治評論家として理屈だけで弄ぶ、その高慢さに怒りを覚える。スーチーと中国の関係にしても非常に皮相的で中国共産党、中国人民解放軍、ミャンマー国防軍、野党NLDの微妙な複雑関係を何一つ理解していない。

叛乱軍のクーデターに正義ありとして、スーチーをチューキョー側に追い出そうとする意図にすら見えてくる。そのスーチーを全面的に支援しているのが市民たちである。市民の考えは誤りだと主張したいのだろうか? YouTube界最大のインフルエンサーとしての責任は重く、彼を賞賛するコラボ相手も同罪である。

繰り返すが今回のクーデターは国家転覆の叛乱軍であって、それを正当で対等な交渉相手として扱っては出だしから作戦失敗である。『叛乱軍に告ぐ!!』の意気込みで対応しないと歴史的に悔やまれる汚点を残すことになる。

ニュルンベルクと東京市谷で行われた国際軍事裁判に相当する戦争犯罪の総責任者をミンアウンライン上級大将最高司令官ひとり(およびその家族)に絞り込む作戦に転換すべきである。
それしか現在進行中の大量殺戮を食い止める方法はない。

駐緬外交官が誤ったメッセージを送ることで、ミンアウンラインを助長し、殺戮を止めさせる機会を失い、むしろ大量虐殺に加担することになる。



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・04:ではどんな作戦をとるか?

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道理の通らない難クセをつけUEC(*中央選挙委員会)の名前で魔女狩りを始め個々のNLD役員や国会議員を真夜中に自宅で虐殺したり、新規に任命された軍人大臣がNLDが出来なかった海外投資法の簡素化を早急に行うと記者発表する。結局はヤリタイ放題を軍人部落がやり始めたという類の話ばかりである。

ミャンマーでは目下大臣クラスの人事異動が頻繁に発表されている。軍人はトップダウンの世界だ。次々に副大臣、DG(*Director Generalで長官・局長)、下っ端末端へとすべて軍人に入れ替えの真っ最中である。

町区・村区の末端にまで入れ替えは徹底している。それに反対する市民の声が全国で起きている。自警団を組織して夜警を立てる案が全国で展開されている。毎晩各家庭から一名供出し合計約10名で横丁一本の道を警護する。時間帯は日没後〜午前2・3時ごろまでとの約束である。

戒厳令下、日没後は横丁でも人通りがパタリと止まり、午前4時にはマーケット用仕入れなどで人々が動き出し、真っ暗な中でも人が行き交いし始める。その戒厳令下に、命令に背き、夜警自警団約10名で自宅前の道路を警護するのである。

その深夜の時間帯に配属の決まった末端の役人が警察隊に守られて町区・村区の事務所に着任する。それを絶対に許さないというのが自警団の心意気である。軍人の配属など地元では何としても阻止してやる!というのが夜警団の強い決心である。

当然ながら真夜中に地元事務所で警察隊と夜警団が揉める。ある地区では暗闇の中暴徒化した警官に射殺された。念押しすると警官に市民が射殺されたのである。あるいは口実を作るために事務所横の物置が警官隊に放火された。ミンアウンラインのどこに正義がある?

問題はさらに複雑で人頭税は毎晩ひとりを自警団に供出せねばならない。女性だけで成り立つ離婚家庭も少なくない。そして母親は朝4時起床でクタクタだ。それでも各家庭からの一名は供出せねばならない。自警団といっても善男善女だけではない。ドラッグを常用するマフィア崩れのチンピラもいる。

そういう家庭の女子生徒も私の大事な学生のひとりである。家庭内の人選だけでも悲劇を生んでいる。ならばこの老骨を昼間熟睡させ、毎晩女子生徒に代わってやりたいものだ。住所も違う、外国籍ではどうにもならない。

深刻な話しである。叛乱軍の狼藉を一刻も早く阻止せねばならぬ。何の理屈も通らぬままにStatus Quo(*現状維持)に持ち込まれた国産紛争は幾らでもある。外交官は歴史に学んで欲しい。無策なら外交官は不要だ。と言いながら自分自身の無能さに腹が立ってならない。

だがこのような情報はどのマスコミも流さない。一寸のメルマガでも五分の魂は堅持したい。



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・05:結論を先に話せ!

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とお叱りを受けそうだ。特にコンビニ的教育を受けてきた世代からは!
このメルマガには妙案はまったくない。結論と言えばミャンマー国内にいて、ミンアウンライン断罪のアイデアは思いついただけでも国防軍の戦車でぶち壊されてしまう。非常に危険だ。

だが2月1日からの動きを学生たちと徹底的に検討してきた。
そして若者らしく、もっと賢明に頭を使え、とけしかけて来た。ミャンマー国内で動いてはヤバイ。ミンアウンラインの知能程度の低い理由付けで逮捕されるか、殺害されるだけだ。

海外の同胞を使え!
スーチーの外遊YouTubeから学んだ。こんなに大勢のミャンマー同胞が世界各地に移住していたのかと。彼らの大半が軍事政権から身を守るために海外に逃亡していった人たちである。

当然軍事独裁政権に反対の立場である。その彼らがひと目でも祖国のジャンヌ・ダークに会いたいと、決して近くない遠方から飛行機・バス・汽車を乗り継ぎ、スーチーの訪問先にやってきた。彼らがスーチーに会えるのは式典場に出入りするほんの一瞬である。

声を嗄らして“マザー・スー!”と叫ぶ。特別仕立ての高級車から降りるときセキュリティの肩越しにスーチーがこっちを見てくれた。いや見てくれたような気がする。それだけではない、確かに私と目が逢った。いやそんな気がする。数日かけてここまでやってきた甲斐があった。

これまで誰も知らなかった祖国の名前をジャンヌ・ダークは世界に知らしめてくれた。祖国ビルマの名前を語るたびに周りの誰もが知らなかった。いや一度だけ知的な紳士が知っていた。だが一言「軍事独裁国家」と吐き捨てるように言われたときに、祖国に希望はないと思った。

このような同胞が多分南極と北極を除いて世界中各地で生活している。
その人たちとビルマ語で連帯してヤルべき超極秘の妙案がある。
それをケチな国防軍が目を光らせている国内で行えば即座にお縄ちょうだいだ。

ありがたいことにこのメルマガは日本の法律で言論の自由が守られている日本国内で誰かがアップロードしてくれている。原稿を受け取るのはヤンゴンのどこかでお会いしただけの人物でどこの誰なのか記憶にない。しかも内容はノンポリの独り言である。

メルマガの読者は少なくともミャンマーに興味をもたれる方である。
日本国憲法で権利が守られている国内でミャンマー同胞でアカデミック的に日本語に堪能な方は何人かおられる筈だ。例えば大学教授、アジア文化研究者、アナウンサー、文学者などなどを身近に見つけて欲しい。



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・06:目標はただひとり、そしてその一家!

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その方たちが指導して、友人一人ひとりにFacebook、インスタグラム、YouTubeなどのSNSを利用してひとつのテーマに沿った短いがハッキリしたメッセージを世界中で挙げさせる。目標は何百万、何千万だ。

何がテーマだと先を急がさないで欲しい。敵はミンアウンラインなのでジックリと料理しなければいけない。ヤツの弱みは単主絵である。単主絵は難関のソ連のスパイ学校KGBで恐怖政治をマスターした凄腕の人物だ。彼の瞳が白濁したか、今もランランと輝いているのか、家族を除いて誰も知らない。もうひとりいる。それが危険なミンアウンラインとその側近である。

瞳ランランならば、仮にランランならば、ミンアウンラインはトップダウンの天の声に慄き畳みに額をこすりつけて平伏するはずだ。だからこそミンアウンラインはオソレオオクモ単主絵に謀反を起こした明智光秀ではないかと、戦時を真似た図上訓練を学生たちと繰り返すが、シミュレーションの結論は何度やってもそこに行きつく。

このミツヒデの弱点は単主絵の恐怖政治である。しかも最も恐れる親分の単主絵にも弓を引いたことになる。ということは単主絵が築き上げた国防軍に対しての叛乱である。そうであるなら国防軍の理屈から言ってもミツヒデは天下の裁きが必要となる。

その辺りを国防軍に説く必要があるが、すでに明智光秀が本能寺を炎上させてしまった以上、国防軍内部でミツヒデ有利と見れば、それに付和雷同する輩が多数これからも出てくる可能性がある。それを即座に断ち切る必要がある。

国内の若人が唄う♪♪ミツヒデを地球の最後の日まで絶対に許せない♪♪という意味は明智光秀の一家を子々孫々の代々まで許さないということである。ミツヒデが上級最高司令官に伸し上がっていく過程で、光秀一家がのうのうと蓄財に励む忌まわしい家庭教育を市民たちはすべて知っている。

では単主絵の用いた心理戦でミツヒデを恐怖の地獄に突き落としてやろうではないか。ミツヒデだけではない、夫人もバカ娘もバカ息子も同罪である。バカ娘とバカ息子に子供がいたらミツヒデの孫も同罪である。ダウェイでもどこでもよい。一族が移住した土地で身近に接した関係者は幾らもいるはずだ。

彼らの決して褒められない性格である。ミツヒデ一家を憎む関係者は探し出せるはずだ。彼らにも協力してもらって、ミツヒデ一家虐殺の狼煙をSNSで挙げればよい。SNSは匿名が基本だ。実際に手を下す必要はない。

単主絵が用いたKGBスタイルの恐怖を彼ら一家が気が狂うまで心理的に与えるのだ。100万、一千万と狼煙を地球上の隅々から挙げる。ターゲットはミツヒデ一家である。2月1日からすでに多くの市民が何の理由も、正当性もなく、突然頭をライフル尻で撲殺された。スイカのように簡単に割れてしまった。

その現場写真を見せられた父親、母親、恋人、友人の嘆きと怨みは一生消えない。明智光秀一家の大罪は子々孫々にまで呪ってやる。その最高責任者はミツヒデ一家にあり。
ネイピード郊外のトンネルに逃げ込もうと、AI誘導のミサイルでぶっ飛ばしてやる。



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・07:海外の同胞にお願いだ!!

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国内ではご承知のようにCDM運動にしても限度がある。そして陰険なミツヒデによってネウィンと単主絵が成功させた恐怖政治の復活を行おうとしている。
実はアウンサン将軍も、スーチーも海外に頼った。この手法はこの国の伝統技である。

だがいまはスマホの時代だ。若者はもっと賢くならねばならない。自分たちの被害を最低限に抑えて敵のダメージを最大にする。国内で動けば被害が広がるばかりだ。国内ではKabar Makyay Buuなどの平和的芸術活動だけで、反独裁政権の意思表示だけは続ける。

あとは自由を謳歌する海外の同胞にすべての活動を委ねたい。
だがその焦点はミツヒデ一家に絞り、心理的に家族を孤立させ、恐怖を抱かせる、サイバー攻撃だけである。

単主絵が極度に恐れたチャウシェスクの人民裁判を再現しても良いだろう。ミャンマー同胞にはスーチーから鼓舞してもらった正義と勇気があるはずだ。ミツヒデ一家が気が狂ってから、Vice Senior Generalという第2位のポジションを占めるSoe Win一家を追い詰める。

間違ってはいけないのは軍部全体を攻撃しても効果はない。
最初の標準はあくまでも“ミツヒデ一家”に絞り込むことだ。
しかも単主絵スタイルのサイバー攻撃で着実に落すことだ。

続けて第2位のSoe Win一家を狙い撃ちする。
軍人部落は昇進すれば昇進するほど、汚いビジネスが私服を肥やしている。
市民を貧乏のどん底に蹴落として金品を奪っている。

このような話ならオヤジの世代から何度も聞かされた。
だから若者世代は、オレたちはそのような泣き寝入りはしないゾ!と立ち上がったのだ。
最後にもう一度お願いをしたい。

アナタの身の回りで例えば大学教授、アジア文化研究者、アナウンサー、文学者などなどを見つけて欲しい。そこからすべてはスタートする。そして今回のVol.420 を回覧して欲しい。
日本語の達人なら理解してもらえるはずだ。そして運動の資金もアップロードするだけで必要としない。

ものぐさなメルマガは自分では何一つ動こうとしない。
困ったものだ。

くどいが話しは次号に続く。
ただいまのヤンゴン時間3月14日(日)午後1時45分。
これから発信トライ。


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