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<ミャンマーで今、何が?> Vol.443
2021.07.02
http://www.fis-net.co.jp/Myanmar
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━━【主な目次】━━━━━━━━━━━
■小バカが大馬鹿に!?!その7
・21: どこまで驕り高ぶるミツヒデ!!
・22: バカハシナナキャナオラナイ!
・23: 4日間連続でナゼ顔を出さない
・24: 誕生日、冥土の旅の一里塚
・公式ツイッター(@magmyanmar1)
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・21:どこまで驕り高ぶるミツヒデ!!
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本日はすでに2021年後半の7月2日である。
昨日1日にはMAHが2年内には実施する総選挙に立候補して自分は大統領になる
とネイピードで発表したとビルマ語で流れた。
情報源は誰なのか、どのメディアなのか、問い詰めたが生徒は覚えていないと言う。まだまだ訓練は足りない。だがこのような状況下で、噂は噂として記録しておきたい。
そしてド阿呆の誕生日が明日7月3日である。テメーを何様と気取っているのか、ミャンマー最低男の誕生日に恩赦で政治犯を釈放するから楽しみに待って欲しいとのメッセージを流した。恩赦とは英語でパードン。世間に認められた統治者に与えられた権限で、武装部隊に逮捕させ、恩赦で釈放するかな有り難く思えはないだろう。どこまでオマエは大馬鹿なんだ。
国軍No.3の権威と権力で大統領の椅子を露骨に口にしたシュエマンをこの国の頂点に君臨する無冠の帝王はその家族も含めて徹底的に崩壊させた。
明らかにテメーの傲慢さは非情な独裁者の哲学に反する、行過ぎた行為である。ロシアでの今回の行状も然りだ。
そこでノンポリの邪推である。もし無冠の帝王の瞳がまだ白濁していなければ、人事考課と言う鉄槌が下ると分析した。
だが何の音沙汰もなく、このド阿呆はのさばっている。しかも唯一信頼し愛する孫のドル箱であるルビーマートは焼失してしまった。
狭量なノンポリは元独裁者の身の上にとんでもない事が発生していると短絡的な結論を下した。邪推である。
MAHが重しが取れたように、気ままに発言し、振舞えば、振る舞うほど、邪推も現実味を帯びてくる。読者のご高見を頂ければ嬉しい。
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・22:バカハシナナキャナオラナイ!
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実は2月2日の誕生日数日前から招待されている事を豪語していた日本人がいると聞かされた。
クーデター直後の疑問、本当に出席したのか?そもそも誕生パーティは開催されたのか?を友人を介して問い質した。
彼は噂通りのハッタリ屋だから話半分にも満たない。あの人間には近づかないほうが身の為と忠告を受けた。
この様な話は日本の新聞では流れない。
クドイが私の特技は寄り道だ。
ネイピードに帰着後、MAHの写真・記事は政府系日刊英字紙の一面を飾らない。
しかも連日だ。ビルマ語のアリン紙とチーモン紙についてはまったく知らない。
英国のMI6ジェームズ・ボンド、あるいはロシアのKGB出身の大統領なら、眉一つ動かさずに洞察する筈だ。
7月1日の日刊英字紙を簡単に紹介したい。
第一面:2023年にはミャンマーへの旅行客は50万から180万に増えるとの大見出しで、話題のソーウィン副最高司令官が語っている。
ここまではMAHが敷いたレール上を走っていると読解すべきである。一面の写真でも国家観光開発中央委員会でソーウィンが議長を務めている。
第3頁の写真もソーウィンが議長を務め、Stay-at?Homeの町区ではマスク着用の意識を高めよと号令を掛けている。
第4頁は全面を費してMAHが6月24日ロシア連邦のRIA通信社特派員からインタビューを受けている写真が出ていたのでオヤッと思った。これは帰国後の記事写真ではない。
国内ではマスコミ取材を極度に嫌うMAHだが、ロシアでは通信社数社からの個別インタビューに応じた。
これは歓待に対するサービスもあるが、国内外に対するプロパガンダと見るべきだ。マスコミ嫌うどころか、海外の通信社にキチンと応えた実績にもなる。その数少ないチャンスを与えてくれたロシアに感謝という事になる。
ロシアのメディアには身勝手な理屈を披露しているので、その実例は特集で別途お伝え出来ればと思っている。
ここでのポイントはMAHが帰国後、連日第一面を飾っていない、と言うことである。
更に横道に入ると、第8面9面は真ん中のページで見開きの社説に当たる。
本日のタイトルは“Law, the rule of law, and law and order”である。しかも見開き二面を潰して子供に諭すように細々説明している。これがMAH流で、テメーが法律を破り、ルールを守らず、社会秩序を破壊した事に気づいていない。
日本語では“バカハシナナキャナオラナイ”と言う。
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・23:4日間連続でナゼ顔を出さない
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本題を急ごう。
今ヤンゴン時間の7月2日朝6時前だ。待ちに待った朝刊を求め、ついでに朝食用モヒンガーを購入してきた。
第一面はゴザマットの生産が地元で好調となっている。ここは横綱の指定席である。二面三面と薄らバカは登場しない。ここまで邪推は本物かとルンルン気分となった。
第4頁、前日の続きでロシアRIA取材の全く同じ写真が使用されている。これは質疑応答のQ&Aの形式なので、あとでジックリと解読していきたい。
次に第6/7頁が国内ニュースとなっており、両ページ全面を使用して“行政政権審議会の第4ヶ月目”と題して総括が纏められている。それぞれにMAHを中心にした写真が掲載されている。
ここが思案のしどころである。
帰国後の6月29日、30日、7月1日、2日と連続4日間とMAHは横綱の指定席に座っていないのである。
横綱審議委員会ではない、単主絵の人事考課課長は今現在何を思案しているのか全く読めない。
クーデター臨時政府のパフォーマンスを厳密に精査するつもりかもしれない。
そうであるならMAH指示で総括されている行政政権審議会の一ヶ月ごとの報告を洗いざらい見直す作業中と考えられる。
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・24:誕生日、冥土の旅の一里塚
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今ヤンゴンどころか、ミャンマー全土で息をひそめて待機していることがある。
明日7月3日の誕生日である。
個人的な自分の誕生日に恩赦だとぬかしている。
ここで間違えていけないのは、何人釈放したかと言う数の問題ではない。ヤツはキャッチ&リリースのゲームをやっているにすぎない。あるいは皇帝気取りなのかもしれない。思い上がりも甚だしい。
7月3日の主要問題はMAHが定年延長した65歳になった日と言うことである。
これ以上居座るには軍法規の改正が必要となる。明日のGNLM紙を楽しみとしたい。
だがここでMAHに何らかの沙汰が下るという甘い見方をしては駄目だ。ここは複雑国家である。
ロシア連邦通信社、各月毎の総括でMAHの写真が採用されているということは、首は繋がると分析すべきだ。
それよりも推測するように、元独裁者の健康に重大な異変がすでに発生し、MAHが勝手気ままに振る舞う準備段階としてしにたいを演じているのかも知れない。
この手は師匠である単主絵の得意技であった。死に体のニセ情報で裏切り者を炙り出し、徹底的になぶり殺しするのである。
ヤンゴン時間7月3日午前9時25分。
東西南北研究所
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