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<ミャンマーで今、何が?> Vol.435
2021.06.17
http://www.fis-net.co.jp/Myanmar
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━━【主な目次】━━━━━━━━━━━
■読者からの激励メッセージ
・01: 応援歌に感謝です
・02: クーデターの要件
・公式ツイッター(@magmyanmar1)
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・01:応援歌に感謝です
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イ;精神的に落ち込んでいる真っ最中だった。コロナとクーデターのダブルショックで祖国への最終直行便も飛び立っていった。
日本のみならず、諸外国からミャンマーへのインバウンドはほぼ皆無となった。
ミャンマーのビジネスはこれで完全に回らなくなった。
ティラワの工業団地も閉鎖だ。
ミャンマーに興味を示した日本人も見通しがつかぬまま帰国してしまった。
日本語メルマガも廃業を関係者に打診したところだった。
ひとり取り残された真っ只中で読者から激励メッセージを頂戴した。
ただの激励ではない。禅の老僧から一喝を浴びたような激励文だった。
表向きは『父が子に語る世界歴史』紹介への感謝文だった。思いがけぬ事で恐縮した。
一見さんではなく古くからの読者である事が文脈から分かった。スマホには外付けのキーボードがあるとの心配もしてもらった。
このような読者がおられた事にも思い至らず、勝手に“廃業”など弱気になった自分が恥ずかしくなった。
全盲だとおっしゃるその文面には、他人を思いやる優しさに溢れていた。
ハンディを背負ったと言えば怒られるかもしれない。だがそれだけに目明きには見ぬものがシッカリと見えておられるのだろう。
日本の若者とミャンマーの若者の差は正にその辺りにあるような気がしてならない。
他人の傷みを知る人ならではの温かいメッセージを寄せて頂いたTTさん、心より御礼申し上げます。
貴方の激励と警策に接し、狂ったサイテイシレイカンの暴挙を一日でも早く阻止できるよう若者たちと話し合いたいと思います。
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・02:クーデターの要件
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歴史から学ばぬ、そして時代を見抜けぬ最低司令官(*最高とは名ばかり)は、クーデターの本質もわきまえていなかった。
オマエはホンマにアホか?
世界最貧国のミャンマーにクーデターを決起する資格がない事は世界の常識で、オマエは世界中の笑い者だぞ!
マルクス理論とは異なるが、民主主義が爛熟し、国民が好き勝手なことを言え、平和ボケが充満しているG5レベルこそクーデターに相応しい国家である。
英国コーンウォール出席の顔触れをジックリと観察してみるが良い。民主主義と言論の自由が行き着く所まで達成され、国内世論が真っ二つに分断されている国ばかりだ。
民主主義への入り口をウロチョロしているミャンマーにその資格はまったく無い。
あるいは中国の様に共産党独裁で世界第2の経済大国とは名ばかりで貧富の格差大国にも国内クーデターの資格は充分にある。それからもう一カ国、軍事サイバー大国で国内監視の厳重なロシアも国内クーデターの資格が立派にある。
だが“第三国頼り”のミャンマーにはクーデターを起こす資格は皆無で覚束ない。
隣国インドの初代首相の世界史でも勉強してみることだ。ピンウールインの国防士官アカデミーで自国民の殺戮の仕方を勉強しても、時代の移り変わりは見えてこない。
このメルマガが推奨するクーデターとは字義通りに解釈してはダメだ。
21世紀のクーデターとは、ヨーロッパで起こったルネサンスを想い起こすと良いだろう。それから狡猾で老獪なイギリスで起こした科学的産業革命でなければならない。
それに匹敵する世直しがミャンマーにできるだろうか?それをサイテイシレイカンに問いたい。
2008年憲法にしがみつくなど、オマエはどこまでアホなんだ。時代の潮流の潮目を読めないのか?
明智光秀は三日天下だった。ボナパルト・ナポレオンですら百日天下だった。ついにはワーテルローの戦いで終止符を打った。四面楚歌だったからだ。
時代は代わり今は経済戦争の時代だ。ロシアと中国が本気で支援してくれると思っていたら、ナイーブ過ぎる。
ABBAの“Waterloo”でも聴きながらナポレオンの運命でも勉強する事だ。
次回から潮目の変化を歴史と共に分析出来たらと考えてます。
ヤンゴン発信時間6月17日午後4時50分。
東西南北研究所
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