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 <ミャンマーで今、何が?> Vol.233
 2017.10.19
 
 http://www.fis-net.co.jp/Myanmar
 
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 ■日刊英字紙の"見出し"は語る
 
 ・01: 有為転変は世の習い
 
 ・02: 2017.10.18(水)
 
 ・03: 2017.10.17(火)
 
 ・04: 2017.10.16(月)
 
 ・05: 2017.10.15(日)
 
 ・06: 2017.10.14(土)
 
 ・07: 2017.10.13(金)"
 
 ・08: 過去の今を探れば、キリがない
 
 ・公式ツイッター(@magmyanmar1)をはじめました!
 
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 01: 有為転変は世の習い
 
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 このメルマガは生意気にも「ミャンマーで今、何が?」と銘打ち、ミャンマーの最近の動きをお伝えすると装ってきた。だが、その実態は"英語道"を究極目的とする老書生のツブヤキに過ぎない。
 太平記が記す通り、今に始まったことではないが、有為転変は世の習いである。
 
 今とはこの一瞬である。
 その今を捕らえたと思った瞬間、その今は指からすり抜け過去のものとなる。目の前には別の今がある。
 今とは過去の今の積み重ねであり、目の前の今の積み重ねが未来となる。
 ということは過去・今・未来は決して孤立して存在するのではない。連綿と過去に繋がっていき、そして連綿と未来につながる。すなわち過去と未来の交叉点が"今"で、儚い一瞬ということかもしれない。
 
 禅坊主のように"今"に集中すれば、過去も未来もお見通しだ。
 ちょっと前までは、ミャンマー・タイムズ、インターネットに頼りミャンマーに関する国際ニュースを漁ってきた。
 だが、今は違う。"THE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMAR"に集中している。理由は内容が充実してきたからだ。この日刊英字紙GNLMは、軍事政権時代、政府のマウスピースと欧米新聞から蔑まれてきた。これも有為転変で、今は昔のGNLMではない。
 
 そこで今回は禅坊主のマネ事をしてみたい。
 GNLM紙を広げてみる。"今"の範囲が分からないが遡ってみよう。一日前、二日前、…と。
 凡人の老書生には読めない。だが、賢明な読者には過去と未来が見えてくるかもしれない。
 では始めよう。
 
 
 
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 02: 2017.10.18(水)
 
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 あ) 国連の代表団がラカイン州北部を訪問
 
 い) スーチーが各国の赤十字代表団、米国平和研究所上級顧問のデレック・ミッチェルを接見
 
 (*State Counsellorは国家相談役、時にはスーチーと、字数の便から、勝手に置き換えてある)
 
 う) 大統領令発布: スーチーを議長として主要メンバーと、ラカイン州の人道支援・再定住・発展のための連邦大冒険事業(*以降は"UEHRD"と省略)の骨格が指示される
 
 え)  ミャンマー連邦商工会議所が主体となりラカイン州に各民間団体が援助
 
 お) Kyauktaw町区の強制移住者に社会福祉・救助・再定住省(*以降"SWRR"と省略)の高官より生活必需品と現金の支給
 (*横文字はラカイン州内の市町村部落名である)
 
 か) Mro少数民族に対する住居建設計画がスタート
 (*同様に横文字はラカイン州内の民族名である)
 
 き) 宗教宗派にこだわらない各宗教の代表・人々がミャンマー全土における平和を祈願
 
 (*これは、同日付のGNLM紙に掲載されたラカイン州関係の記事の見出しを第一面から順番に拾ったものである)
 
 (*簡略化された見出しは、補足したり説明書きで、勝手に改訂した)
 
 
 
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 03: 2017.10.17(火)
 
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 あ) 国家相談役が少数民族の武装グループを接見
 
 い) スーチーが立ち上げたUEHRDの機構が始動
 
 う) SWRR大臣がMaungtaw地区の各村に人道的な支援を提供
 
 え) スーチーが少数民族武装グループと会見
 
 お) スーチーが国連の代表団、中国の特使を接見
 
 か) ミンアウンライン上級将軍がNCAの平和交渉推進チームのメンバーと会見
 
 (*ラカイン州関連に絞るつもりが、NCAもスーチーの言う車の両輪なのでこれも追加した)
 き) ラカイン州北部の村民たちに移動医療チームが緊急の健康診断を実施
 
 く) ミャンマーの国防軍代表がスイスに向かう
 
 (*英国が先日ミャンマー軍の訓練を突如停止した。捨てる神がいれば、拾う神もいる。当然そう読むべきだろう。スイス・アーミーのお手並み拝見。続報を待ちたい)
 
 
 
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 04: 2017.10.16(月)
 
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 あ) NCAが第2回の記念日を迎える
 
 い) UEHRDがインターネットのウェッブサイトを立ち上げる
 
 う) シュエマンがラカイン問題で国連代表と会見
 
 え) 国家相談役がUEHRDのメンバーを晩餐会に招待
 
 お) ミャンマーの平和交渉推進のためにシャン州の起業家から献金
 
 か) 第2回NCA記念式典におけるスーチーの演説内容全文掲載
 
 き) 同式典における最高司令官ミンアウンラインの演説内容全文掲載
 
 く) NCAに署名し式典に参加した武装勢力側の代表演説全文掲載
 
 け) ヤンゴンの各ヒンズー寺院がSittwayの強制移住させられた人々に日用品を支給、食事を饗応
 
 こ) ミャンマー人同胞約400人が英国首相官邸前でスーチーへの連帯を意思表示した(ロンドン発)
 
 さ) スーチーと親しく歓談するNCA参加者たち
 
 し) NCA参加者たちのコメント
 
 す) SWRR副大臣の引率で、ラカインの電力、道路、農業、牧畜事情および国境のゲートを視察
 
 せ) アセアン諸国団体のラカイン向け人道救援物資がヤンゴン空港に到着
 
 そ) NCA晩餐会と時を同じくして武器火器類をネイピード空港で押収。調査中で関連は不明。
 
 
 
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 05: 2017.10.15(日)
 
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 あ) (*ミャンマーの)国家安全保障顧問が国連で、ラカイン州発展の短期・長期計画を説明
 
 い) Maungtawで居住家屋が建設中
 
 う) ヤンゴン下町で国家相談役支持の運動が続行中
 
 え) SWRR大臣がアセアン各国からの人道支援物資を受領
 
 お) 国家安全保障顧問の国連における演説内容全文掲載
 
 か) ラカイン州の人々へ献金が続く
 
 き) 強制移住させられた少数民族へ現金と必要品が届く
 
 
 
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 06: 2017.10.14(土)
 
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 あ) Sittwayでバングラからの帰還者に赤十字が現金と必用品を支給
 
 い) 無料のヘルスケアがYathedaungの地元民に施される
 
 う) 第2回NCA調印式典がTVで実況中継
 
 え) ButhidaungとMaungtawに強制移住させられた人々が戻ってきた
 
 お) 政党である少数民族連合が現地を訪れButhudaungの人々とラカインの社会問題大臣を激励
 
 か) 我々の連帯を強める闘いに打ち勝とう
 
 き) 政府と共にお互いに手を取り合おう
 
 
 
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 07: 2017.10.13(金)"
 
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 あ) ラカイン州の平和のため手をつなごう
 
 い) Sittwayの救援キャンプへマンダレーの30以上の僧侶集団と善意者が現地で多額の献金
 
 う) ラカイン州で脳炎のワクチン接種
 
 え) MaungtawとButhidaungに22カ所のGSM基地が建設中
 
 お) ラカイン州勧告に従う実行委員会設立および細目の大統領令
 
 か) 国家相談役を支持する大集会の打ち合わせがピンマナで開かれる
 
 き) 自分で判断してからニュースを信じなさい
 
 
 
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 08: 過去の今を探れば、キリがない
 
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 今回はGNLM紙の"見出し"のみを追いかけてみた。
 
 スーチーとその新政権がいかに真剣に取り組んでいるかのほんの一端を覗いてみた。
 
 もし読者の皆様のご意見を頂ければ幸甚である。
 
 
 
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